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安須森御嶽について
中世以前から、この岩山全体が信仰の対象であると伝えられており、近世以降「安須森御嶽・黄金森・ウネーガラシ」等と呼ばれておりますが、近代以前に頂部で祈りをささげていたという歴史的な記録はなく、以前より地元から「登らないで下さい」とお願いをしています。
琉球王国時代等の先人たちは、頂部に足を踏み入れる事なく、麓や中腹から頂部や天を仰ぎ見て「お通し」として祈ってきたと考えられています。
戦後アメリカ軍により頂部の一部が破壊され、その後、地元や地権者の同意なく祠が設置されているという現状もありますが、先人たちに想いを馳せ、頂部には登らずに「お通し」で祈るというスタイルを継承していきたいと考えています。
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